こころ和める場所

心が和めて落ち着ける場所は人によって万別だろう。とはいえ、グリーン、緑🟢は人間の気持を落ち着かせ和ませる効果が強いという。然りである。

大した労働もしていないのに、安樂な気持ちにしてくれる秘密の場所を皆さまに紹介しよう。里山に位置するせいか、農家の軽トラが時折通るだけで、カラスや小鳥の鳴き声が心地よく聞こえる。


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山のふもとにテーブルと椅子を置いただけでもない。やはり成長する植物を見守る環境が大事。

なんてことはない。ひろい場所にわずかばかりの玉ねぎとニンニク、そら豆を作っているだけだ。

もっぱらの作業は草刈り。そろそろカエルが出てくる。すると、好物を追いかけヘビが潜んでいる。傷つけないよう細心の注意で草刈りだ。


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グルっと畑を一周草刈りすると、ドッグランの出来上がり。メイちゃんの遊び場と観覧席がオチでした。この上なく平和な話しでした。


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花がいよいよ実に変化

4月の始めにこの欄で紹介した花もいよいよ実を結ぶ季節が近づいてきた。まず、五弁の白い花から。
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つぎに、杏、なぜか英語のアプリコットと表現すると上品な感じがする。チャップリンが晩年に暮らしたスイスの邸宅には杏の木があったという。
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あれだけ沢山の花があったのに残った実はただ一つ。やはり繊細で上品な果実なのだ。あんず色といわれる黄色がかつた薄赤となるまで見届けてみたい!ともあれ初めて結実したことに感激です。

つぎにポポー。


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花は


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こうでした。

多分、木がまだまだ若いから結実までは到達できそうにないのでは…と言うのが僕の予測。また、報告します。

春本番に突入へ

4月後半となり房総半島は春本番に突入した。関心のアボカド花芽は初々しい花びらを満開に広げ、受粉態勢に備える。傍らの我々はあと半年は雨風の災害が無いようただただ願うしかない。

それにしても昨年まで音無しを構えていたべーコン大木が花芽満開の有り様。とりあえず満開の様子をお伝えしましょう!
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どんな実がなるのか、不思議な花も

降り続く雨で農作業も思うに出来ない。そこで身近に咲く花をピックアップしてみました。

まず、花をご覧あれ。
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一番は白い五弁の花びらを広げた可憐ではあるが逞しさを秘めた花。野鳥が種を何処からか運んできたらしく、裏山の竹やぶから茎をグイグイと伸ばし、太陽の力を一瞬にして実に変えてしまう逞しさを持つ。もう20年前、真鶴半島に潜り行脚していた頃、三ツ石の海岸で5月に頬張った木いちごを連想させるが、どんな実をつけるか、楽しみ至極。黄色いラズベリーのような気がする…

つぎは譲り受けて20年になるけど、まだ、花も咲かなかった木で、昨年、これが最後と、木に因果を含めて剪定したのが効いたらしく、初めて花がさいた。木の名前を忘れてしまった。たぶんアンズ。

3番目は不思議な木だ。幹からいきなり花が飛び出す。ポポーと呼ばれ明治の時代に北米から持ち込まれ、実は、バナナに近い味を持つが、種が大きいことや、皮が薄く傷みやすさもあり、人気が広がらなかった。でも、その味覚は独特の物で、あればつい手をだしてしまう。果たして結実まで到達できるか…

 

アボカド、館山は路地栽培の北限か

やっとサクラも開花の時期を見つけた。それでも朝晩は冷たい。館山でも北風が強いと、植物もダメージがある。ことに亜熱帯植物のアボカドは影響を受けやすい。

北面にある数本の枝が枯れた。北風による寒さと思われる。館山あたりが露地栽培によるアボカドの北限だろう。ここから北で生産するなら、ハウスで暖房するしかない。

メイちゃんの好物焼き魚。マルソーダ鰹が無かったのでイワシで我慢してもらいます。
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冷蔵庫野菜室でも長期保存は無理

1月の末に最後まで成っていたアボカドを全て収穫しました。その数40個。新聞紙で8個づつ包み、それをレジ袋にいれ、冷蔵庫の野菜室に収納。

結果、5.6度程度の保温のある野菜室でも室温に戻してからの追熟はしない、ことが分かりました。やはり亜熱帯産の果物ですね。せいぜい2週間が限度です。

市販されているアボカドはメキシコ産がほとんど。船便なら1ヶ月はかかる。どんな工夫がされているのか、知りたいところですね。

表面が厚く傷つき難いハスしか輸入されないところにも秘密の鍵があるのでしょうか!

ますますべ−コンが愛おしく、貴重なものに思えてきました。

前回の写真はタラの芽、明日葉です。

今回は海の中の様子、1ヶ月前のワカメと現在の状況。雨で濁って、写りが悪いですが、我慢してください。水温は10度程度。
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花芽、一段と成長

関東はそこまで来た春が足踏み。でも房総先端は着実に季節が進んでいます。

今回は花芽の成長のほか2点の来訪者を掲載しますね。お判りになったひとは植物に関する造詣がかなり深い。

解答は、次回の国産アボカドの保存の難しさ、の折にしますから、少し待ってください。
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