花芽、大きく膨らむ

3週間ぶりの執筆です。都内は雪が降るやら、肌寒い日が続いていますが、房総先端のこの地は北風が止み、太陽が顔を覗かせば、半袖シャツもOKな陽気(私一人かも、笑)

でも、植物は率直です。1ヶ月前に比べ、花芽は一段と膨らみ、房も大きく成りました。

受粉の助人役のミツバチも動き始めました。不思議なことにアボカドの花には大きなスズメバチも大挙して押し寄せます。女王🐝に花粉を運んでいるのでしょうか!
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番犬メイちゃんの好物カツオのタタキ

今回はメイちゃんの好物、カツオのたたき。主食は市販の犬食カリカリですが、メーカーの違う2種類を混ぜ、1日2回、合計200グラム。これだけではすみません。食べ終わった後の楽しみがカツオのたたき。

でも、今回は道の駅にある魚屋さんを覗いたところ、小ぶりのカツオが破格の値段でした。なんと1本150円。2本300円です。店主は、生食はできませんからね!と一言。こちらの腹は読まれてました。

もちろん素通りです。早速、外にまな板、出刃包丁を出し、素早く三枚に。ワラを用意し、皮と身の両面を軽く炙って、出来上がり。

炙りたての一片だけを夕食に折半。メイちゃんにおすそ分けしてもらいました。

ちなみにこのカツオは、マルソーダカツオと呼ばれ、血合いが多く、その中にヒスタミンが多く中毒を起こす恐れもあるので魚屋さんの注意でした。
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春の芽吹き始まる半島先端

関東平野は大雪で凍える寒さにあるなか、房総半島先端にある館山は、春の芽吹きが始まった。畑の陽だまりはふきのとうが白玉花を一斉に広げ始め、春は秒読み。

1月末にまだ木に残っていたすべてのアボカドを摘果した。その数70個、そのうち40個は新聞紙で包み小分けして冷蔵庫野菜室に収納。経験から似た様な性質にあるキィ−ウィも3ヶ月は冷蔵庫保管で大丈夫との確信を持っていた。キィ−ウィも木に成ってる時は実は固く、摘果してから追熟する。

アボカドも追熟に時間がかかる。野菜室保管は追熟を遅らせる効果がある。しかし、どのくらい置いて良いのか経験がない。メキシコからの船旅は2週間程度。

2月が終る前から小分けして食べて見ることにしよう。
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お礼肥え

動物も同じだが、植物も収穫を終えた後の消耗度は樹木に残る。事実、実のなる木は隔年周期か一般的だ。そこで収穫を終えるとお礼肥え。翌年以降の子孫繁栄に期待を込めての感謝の表しだ。実に人間的な行為だが、植物にも当てはまる様におもえる。

畑の牛糞を根元に施した上に藁で覆う。来たるべき年も実り多きを願って!!
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マルシェに今季最後の納品

今季最後の納品をしました。大風にも落下することもないアボカドでしたが、木の負担を考え全部の実を収穫しました。べーコン50個、ハスは20個です。納品は10個のべーコン。これで今シーズンは68個の一般販売です。初年度としては上出来でしょう。

今季はべーコン230,ハス40の270個収穫でした。べーコンはほとんど1本の木からの収穫でしたので、大きい木が本格的に成りだすと、どんなことになるのでしょう。ワクワクが実現しますように!皆様も期待していただければ、恐くはありません。

今年の大きい木の花芽は他の木にもまして期待できます。その通り報告てまきますように!!
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食べ頃の難しさ

マルシェに新年初出荷したべーコン種は1週間で完売しました。そこで新年二回目の出品を14日に、今度はハス種を出しました。べーコンにくらべやや小ぶり。味は濃厚なのですが、見た目から値段は380円と控えめに。収穫したのが6日だったので食べ頃を18日頃としました。するとぼつぼつ売れていたのが、18日に半額セールとなった途端、一挙完売です。

お客様はなんて賢いと実感しました。と同時に生産者として反省もうまれました。世間一般に賞味期限の概念が定着しています。アボカドの場合は食べ頃というのはその頃から美味しく食べられる時期に入ったとの目安です。なら、室温で加熟してからどのくらいが食べ頃なのか、新米生産者は経験値をまだ持ってないのが悲しい!

同じ6日に収穫したハスが手もとにあります。

あと1週間や2週間は美味しいままで食べられそうですが、そこまで我慢はできそうにありません。

解決策は食べ頃過ぎても値引きはしない。もし売れ残っても、生産者が引き取り、食べ頃の限界を実証実験する。

外国産は収穫から店頭に並ぶまで1ヶ月はあるはずです。

どこかのタイミングで報告できるよう頑張ってみます!
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ひび割れ大玉を食べる


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1月からの寒さで木の上でひび割れが始まった大玉を、食べてみました。この2か月でクリーミィな上に油脂感覚が増し、なんとも形容できない味わい深さを醸し出してくれました。食べた人に幸せ感もくれる不思議な果実です。


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